CAPs-C型(大学院とキャリア設計診断)とは

大学院を中心とした
進路・キャリア設計支援サービス

CAPs-B型 の学部を中心にした本質的適性診断の延長線上にある、より専門的で具体的な大学院を中心とした進路・キャリア設計支援サービスとして位置付けています。

1回目

第一次診断(面談形式) 〜情報整理〜

2h実施 / ¥40,000(税込 ¥44,000)

2回目

第二次診断(面談形式) 〜問題点と優位性の提示〜

2h実施 / ¥40,000(税込 ¥44,000)

基本的にこちらの2回で完結となります。
さらに詳しい「学力診断(語学や専門・論文)」などを希望される方は別途、同教員が在籍する清光学院にて対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

主な特徴

対象者

20歳以上から定年退職者を含めた、大学院進学と絡めた人生設計を模索する皆様を対象とします。
これはCAPs-B型が「子供から大人まで」を対象とするのに対し、より明確に成人のライフステージに特化した次なる「キャリアパス」を睨んでいます。

診断・支援テーマ

大学院進学とキャリア設計に焦点を当てた診断とサポートを提供します。
CAPs-B型が「学問・進路」をテーマにした「自分探し」を支援するのに対し、C型はそこで見出された適性や興味を基に、より具体的な大学院での学びやその後のキャリアパスといった人生設計へと繋がる支援を行います。

診断者・支援者

実際の大学院教授経験者がお手伝いします。
これは、CAPsサービス全体が「教授会有識者と直接繋がる、教育支援サービス」であるという核となるコンセプト、そしてCAPs-B型が「大学教授が直接診断」を行うという特徴と完全に一致しています。スカラーズ・ギルド(教授集団)の「豊かな経験と知恵」が、診断と支援に活用されます。

CAPs全体の目的との整合性

このサービスは、「教授会が直接あなたの進路設計をサポートする」というCAPsのコンセプト、「最適な進路案内がここにあります」という理念に合致しています。
スカラーズ・ギルド(教授集団)が提供する「全く新しい教育事業」の一環として、大人の学び直しやキャリアチェンジといったニーズに応え、その「進路決定や家族会議を力強く支える」ことが期待されます。

CAPs-C型が測定しようとするもの

1. 大学院学修レディネス Graduate Study Readiness, GSR

「大学院に入っても学修・研究をきちんとやり遂げられる準備があるか」を測定。

図るもの
大学院で必要な「研究を遂行できる学力・方法論・学術リテラシー」の備え。
研究課題の設定力、先行研究レビュー力、研究倫理理解、学術的文章力。

2. キャリア設計アラインメント Career Design Alignment, CDA

「大学院進学がキャリア上の妥当な投資・戦略になっているか」を測定。

図るもの
大学院での学びが、本人のキャリア目標や市場ニーズと一致しているか。
将来像の具体性、職務要件との適合性、必要スキルとの差分認識、キャリア計画の実現可能性。

3. 動機・価値観の適合 Motivation & Value Fit, MVF

「途中で挫折せず継続できるか」「研究環境に馴染めるか」を測定。

図るもの
本人の進学動機が内発的で持続可能か、志望分野や研究室文化と価値観が合致しているか。
自己実現か外的要因か、研究分野に対する情熱と一貫性。

4. ライフデザイン制約 Life Design Constraints, LDC

「現実的に大学院生活を成立させられるか」を測定。

図るもの
時間・資金・家族・健康・居住など、進学・学修に関わる制約の程度と、その対処可能性。

5. ポートフォリオ強度 Portfolio Strength, PS

「大学院入試や研究室で評価される実績基盤があるか」を測定。

図るもの
これまでの学業・研究・業務成果の質と関連性。
論文・制作物・業務実績・受賞歴などの客観的成果。

6. 言語・コミュニケーション能力 Language & Communication Proficiency, LCP

「言語的に研究・学修をこなせるか」「国際舞台でもやっていけるか」を測定。

図るもの
入試・大学院で必要とされる言語力(読解・記述・口頭発表)や国際的な学修対応力。
英語論文読解力、学術的プレゼン能力、論文執筆スキル。

まとめ

つまり、CAPs-Cは 「大学院進学の準備度」+「進学のキャリア的妥当性」+「持続可能性(動機・生活制約)」+「実績と語学力」 を総合的に測定します。

これにより、
  • 学術的にやっていけるか?(GSR・LCP)
  • キャリアに資するか?(CDA・PS)
  • 継続できるか?(MVF・LDC)
という三本柱を可視化するのが狙いです。

CAPs-C 診断フレーム

CAPs-C 診断フレーム理論(一部)の紹介

目的
大学院進学とその後のキャリア設計の「実現可能性(Feasibility)×妥当性(Fit)」を可視化し、受験年度・専攻選択・準備計画を意思決定できる状態にする。
測定モデル(MTMM)
Self-report(自己記入)+ Performance tasks(課題実演)+ Expert rating(教授評価)+ Objective checks(語学等の客観指標)+ Portfolio review(実績資料)。
  • 測定領域(コンピテンシー)と重み
  • 尺度設計(スケールと行動基準)
  • 項目バンク(例:抜粋)
  • スコアリングと判定ロジック
  • プログラム適合マッチング(Fit Engine)
  • 信頼性・妥当性確保
  • 運用フロー(T0→T4)
  • 具体的な評価ルーブリック例(抜粋)
  • トラック別の微調整
  • など